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リサイクルへの取り組み
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あなたはものを捨てずに生活できますか。

唐突ですが、日本全国で1年間に排出される一般ゴミの量ってご存じですか。答えは5,044万トン。さらに、工場などから排出される産業廃棄物の量は3億1,200万トンと言われています。
この数字を聞いてイマイチ実感できない方もおられるかと思います。分かりやすく例えれば、東京ドーム970杯分。どうです、この数字。私たちが生活をしている以上、ゴミは確実に排出されます。毎日発生するこれらのゴミをどう処理するかは、今や世界規模の問題です。
しかしながら、このような状況にもかかわらず、日本はゴミ処理やリサイクルでは先進国に大きく遅れをとっているのが現状です。これまで焼却処分場や埋立地に依存してきた体制が裏目に出てしまった。そう考えざるえません。
また、一方ゴミ焼却時に発生する有毒科学物質、特にダイオキシンは環境や人体に悪影響を及ぼします。
ゴミを出す私たち一人ひとりの意識革命が必要になってきています。

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燃やすことで資源が生まれます。
たとえそれがゴミでも。

現在、さとうきびや小麦などからバイオ燃料を生み出す技術が進められています。バイオ燃料。最近はこう呼ばれていますが、古くは代燃料と呼ばれていました。 戦時中、戦後には燃料不足から木炭ガス発生装置を自動車やバス、鉄道などに装着し、燃料難を乗り切ることができました。しかしながら、この方法では、満足のゆく馬力を得ることができない他、タールなどの公害性の高い物質を生み出す原因となりました。 あれから60年。地球温暖化や化石燃料の減少の問題から企業による様々な取り組みが行われています。 もちろん私たちも例外ではありません。限りある資源を有効に活用する。例えば廃棄物を処理しつつ、新たな資源を生み出す試み。この発想から、「リサイクルボイラー」をはじめとする多くの製品が生まれました。 世界規模の問題を一つの技術がどこまで解決できるか。それが「ワールドテクノ」という名前の由縁でもあるのです。

リサイクルボイラーの仕組み

リサイクルボイラー図

新しいエネルギーが生まれる 省エネ時代のリサイクルボイラー
※クリックで拡大します

ダムが抱える問題、『堆砂』を解決するボイラー。

全国津々浦々、ほとんどの河川の上流に存在するダム。マスメディアでも多く取り上げられているこれだダムの問題の一つに『堆砂』があります。これはダムの底に土砂やゴミ、流木や石などが堆積することにより、ダム本来の役目である治水を妨げてしまうことです。ひどいものになるとあと数年で治水能力を失ってしまうダムも数多く存在するのです。
そこで、私たちは堆砂をリサイクルするという発想の基、ある製品を生み出しました。それは、堆砂を燃焼することにより、土壌改良剤や肥料に変えるというもの。このリサイクルボイラーの登場は全国で大きな反響を呼びました。

リサイクルボイラー図

施工例

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